Fe and Ni

戯言だよ

糖尿病のインスリン注射について自分なりのコツをメモ

残念なことに糖尿病と診断されてインスリン注射することになってしまった...。 何が不満と言って注射以外の手順がとても多い!

  • 血糖計測機器の装着(2週に1回)
  • 電子的血糖計測(1日8回)
  • 物理的血糖計測(1日6回を2週間で3〜4回)
  • 食事の記録(3回/日)
  • 注射後の待機(3回/日)
  • 糖尿病対策メニューのための買い出し・調理
  • 低血糖症状への備え

記録結果は通院時に医療スタッフにチェックされるが、漏れがあると「うっかりさん」的な反応をされる...うっかりなのは正しいとはいえ、これを「面倒でない、100%できて当たり前」扱いされるのも納得いかんが?

これに加えて注射の諸々と主業務もあるのだが?

しかもここまでやってなお食べたいものを自由に食べることはできず、「食べるものを選べ(血糖値上がらないように)」と「もっと食べてもっと太れ」を1人の医師から同時に言われるのだ…(血糖値推移は個人の体質や体調、そのときの運動量など変動要因が多いため、この矛盾したTODOをこなすための「具体策」を提示してくれたりはしない。せいぜい軽運動の推奨・食事を小分けにして頻回に摂れレベル)

せめて物理的血糖計測/食事の記録の2つがなければまだ我慢できそうなのだが。

だが、最大の問題は「インスリン注射の痛み」である。

物理的血糖測定や計測機器の装着時の穿刺は一瞬であるため耐えやすく、かつ開始したら中断することはない(できない)ので打つ瞬間だけ覚悟すればよい。

が、インスリン注射は針の差し込み〜薬液注入〜抜くまでに10秒以上かかり(物理的には抜き・刺しを一瞬で行うことはできるだろうが…心理的には厳しい)、刺す場所がまずいとこの間「ずっと痛い」のである。

また、差し込みの途中で痛みのあまり針を抜いてしまうとやり直しである。この「中断できてしまう」=「複数回痛みに襲われうる」というのが痛みに弱い族としては辛い…「どんなに痛くても完遂できる」人種なら苦労しないのだが。

自分的インスリン注射のコツ

病院で or ネットで入手した情報を試した今のところベターな打ち方は以下。 (ネットの情報を信じるのもどうなのよ…と思うが病院では痛みや出血を避ける具体的な方法は教えてくれないし禁忌行為とは言われなかったのでもう知らん)

  • 薬液中の気泡は内側の針カバーをつけた状態で注射器を机の角などに打ち付けて動かす(指で弾いても動かないし指が痛くなるだけ)
  • 針を刺す前に針の先端で肌をつついて「明らかな痛点」を避ける
    • これに時間をかけると針を意識してしまって「どこを刺しても痛い」モードに入ってしまうので「激痛でなければOK」の意識が大事
    • 痛点の密度は 1mm 平方あたり数個らしいので、1cm 四方程度の範囲で最初に見つけたマシな点に打つ
  • 皮膚を引っ張り上げるように持ち、垂直に打つ(これは多分病院で指導されているだろうが)
  • 針を抜いた後の出血や薬液は拭き取らない(拭き取り時にせっかく注入した薬液が吸い出されてしまうことがあるとかないとか。苦労して打っているのに勿体無いので服が汚れる方がマシ)

これだけやっても2日に1回くらいは効いてないような血糖推移を見せるインスリン注射君…せめてうまく打てたのかどうかモニタリングできてほしい。